幸せになりたくて引き寄せの法則を始めたのに、効果が出ないどころか逆効果になってどんどん失敗や不幸が続いてしまうことがあります。今回は、その逆効果の事例を解説していきますね。
引き寄せの法則が逆効果になってしまう場合
日本人が引き寄せの法則を行う時に、逆効果になりやすいパターンとして多いのが、元々の自分とまったく違うものになろうとして、返って辛い思いをしてしまう場合です。
特に近年のアメリカ系自己啓発ブームでポジティブの良さを目にすると、どうしてもポジティブにならなくちゃ、明るく元気にならなくちゃという雰囲気がありますよね。
しかし、心理学の研究から明らかになっていますが、日本人の気質がネガティブ系といいますか悲観的になりやすいです。島国で自然災害の多い国だから、ネガティブが強くなる事で危険を察知する能力が高まって生き延びてきたんですね。
そうしたそもそもの性質が違っているため、ポジティブが自分の本心でない場合、反動がドカーンとやってきます。自分に嘘をついて無理をする事になるわけですから。
このようにポジティブ系の無理な目標設定などを行う事で、達成出来なかった時に自尊心を傷つけてしまって、精神的にマイナスに働く人も多いです。
それが、引き寄せの法則の逆効果の本質的な部分です。
ポジティブが良いとかネガティブが悪いというような話ではなくて、合う・合わないの話です。
あなたはどっちのタイプ?
ここで、簡単にあなたがポジティブ系かネガティブ系か診断してみましょう。
会社の同僚や友人から「○○さん、今日は綺麗ですね~!」と褒められたら、なんて思いますか?
心の声
(嬉しい!やったー!)
(今日はってどういう意味?いつもは綺麗じゃないって事?怒)
この場合、「綺麗ですね~」に反応するタイプは比較的ポジティブ系で、「今日は」に反応するタイプはネガティブ系である事が多いです。
次は逆効果になりやすい具体的な事例を紹介します。
特定の好きな人を引き寄せたいパターン
特定の好きな人との片思いを引き寄せで、という願いは難しいとよく言われていますよね。その理由はよく執着心に変わってしまって、欲しがってしまうと引き寄せが難しくなってしまう、という。
(手放しが大事と言われても・・・)
ただ、そうは言っても片思いをどうにかしたいと思う事は僕は自然な事だと思うんですね。
こういう片思いで辛い時は、少し意識の方向を変えるのがおすすめです。
例えば、片思いをしている相手が望んでいる事が叶えられるように、協力できることはないだろうかって引き寄せをしてみたりと、あなたが欲しがるのではなくて、あなたが与えるイメージを持ってみる。
そうすると、自然と自分自身を高める事に繋がっていくため、自信も溢れて引き寄せしやすくなっていきます。
願いの実現を焦ってしまうパターン
次に、逆効果として多いのが、願いの実現を焦ってしまう場合です。例えば来週までにATMに大金が!!!と引き寄せようと思ってみたり。
焦ってしまうことはしょうがない事なのです。焦るな!と言われても、難しいですよね。
早く願いを叶えたいというあなた自身をまずは受け入れてみてください。すると、どうして私は焦っているんだろう?と一つ落ち着きを取り戻すことが出来ます。
落ち着きを取り戻せば、引き寄せを行える状態になるので、願いを叶えるために出来る事が見えてきますよ。